平野太一さんが
「弱点をつぶそうとして長所もつぶしてしまう」
というようなことを、絵画教室の父兄向け通信に書いていた。

引っかかる文章ですね。あっ、いい意味で。

美術家(または、目指す人)は、自分の足を自分で引っ張る。例えば、周りを気にして自分を無くす。

かっこいい作品を観て、それに近づきたいと思う。で、無意識に真似ちゃったり。その時点で「かっこ悪い」でしょ。

今の自分の作品が…なんだか物足りない。あかぬけない。深みがない。そのように見えたとしても、それが自分の個性、長所なんだから。

で、長所を伸ばすんだと観念的な言葉で締めくくられてもどうしたらいいの?ってなる。

人の意見を聞かず、人の絵を見ず、自分の現在と向かい合うのが良いと思う。