「佃テラス」でワークショップを行う計画を立てています。「佃テラス」は、東京都歴史財団が行っている東京アートポイント計画のひとつで、美術家・川俣正氏が監修し地元住民と共に作り上げた木製のテラスです。場所は、中央区佃2-1-2(石川島公園内パリ広場)。高層住宅の立ち並ぶ一角。隅田川に面した広場に建てられています。遠くに東京スカイツリーを望む場所。

未来へ向かって歩みを進める東京。その象徴としての塔(スカイツリー)を眺める。それがこの場所に建造された理由のようです。

周囲の高層住宅郡には人の匂いがほとんどありません。僕はそういった感じが嫌いではありません。が、感動の無い街並みですねー、ほんとに失礼な言い方ですが。東京スカイツリーも見慣れてきて、棒が突っ立てるように見えるだけだし。

さて、けっこう心ときめかせて見に行ったのですが、肩透かしをくわされた気分。いびつならせんを描いて展望台に至る建造物自体はとってもフレンドリーなものでした。けれど、想像力をかきたてるものではありませんでした。少し時間がたてば僕の頭のなかで「佃テラス」のイメージが変わってくると思います。

佃テラステラス下から

地上からテラスを見上げる。背後には高層住宅。

佃テラステラス部分

上りきると展望台。

佃テラステラス眺め

隅田川の眺め。遠くにはスカイツリー。

佃テラステラス地図