台風一過。素晴らしい晴天。

先週の金曜日にスタートした展覧会は、今日が最終日です。

 

高田洸平、高見基秀、田中望、古川孝裕 ギャラリーSORA ※17:00まで。


今年、東北芸術工科大学の洋画コースを卒業・修了した4人。卒業・修了制作展では、可能性を感じる力の入った作品を出品していました。この4人の組み合わせの小品展は初めて。僕のリクエストで10号サイズ程度の作品を制作してもらいました。抽象2名、具象2名。それぞれが個性を示した作品が並びました。卒業・修了制作の延長線上にあり、画面のサイズを意識していないのは仕方ないかもしれません。

ギャラリーSORAで絵画展は今回が初めて。残念ながら、来場者はとても少なかったです。
理由は、宣伝が行き届かなかったこと。DMが作品内容をうまく伝えるデザインになっていなかったこと。銀座・京橋地区と違いギャラリーを巡回する絵画ファンのコースに入らないこと。この3点が主な原因だと思います。

また、会場構成では、作品をそろえてしまったのがメリハリに欠けたように感じました。整然としすぎて、作品に集中する「隙間」を作れなかったように思います。

ギャラリーSORAの考え方は、「システムから外れる」、「実験の場」です。今回は、その2点のテーマに届かなかったので悔いが残ります。慎重になりすぎました。

 

他にも反省点はありますが、今日まだ1日ありますので、会場の様子をじっくり観察しようと思います。